老健・特養のアクティビティに作業療法士(OT)を活用して欲しい。
2008年 01月 03日
今まで、リハビリというと、脳梗塞・廃用性による歩行困難などのフォローとしての身体的なリハビリをイメージすることが一般の人には多かった。
近年になり、認知症の介護の大変さがクローズアップされ、認知症予防にと各種頭の体操?が
盛んにもなってきた。
認知症は社会的にも大きな課題であることを社会も認めているが、これといった処方箋・予防法が確立されていないことに、なかなか認知症のリハビリはこれですよ!とお勧めできないことに私たち作業療法士も苦労している。
薬物療法の効果は検証しやすいが、作業療法の効果は検証しにくいといった面もあるだろう。
きっと作業活動をすれば、損にはなっていないはず。ぐらいの信用度なのかもしれない。
でも、作業療法士たちは、人が生活をしてゆくということは、多くの作業活動によって織りなされていることを知っている。(作業活動とは人間同士の交流などのスキルも含まれている。)
だから、認知障害・精神障害・発達障害・学習障害などの中枢系に関わる障害では、その表現形・出力・表現形態として作業活動の障害として現れることを知っているのだ。
アクティビティケアが最近話題にされ、高齢者の生活の質の維持に不可欠な要素と認知されるようになったことは嬉しいことだ。
アクティビティの持つ様々な要素・また精神・認知に及ぼす効能についてもっと知見が積まれることが望ましい。
そして、もう一つアクティビティケアに関心を持つ施設の人々などに知っていてもらいたいことは、作業療法士はアクティビティに関して、作業活動の一環として多くの専門的知識を持っている職種であるということだ。
様々な、アクティビティを用意するだけでは、高齢者のカルチャーセンターとなるかもしれない。
しかし、老健・特養などにいる高齢者の方々は、なんらかの障害を抱え、健常者と同じようにはアクティビティを行うことができない状態にあることが多い。
そのような中で、作業療法士は
・その人の障害レベルに合わせたアクティビティ
・障害を回復に向かわせるアクティビティ
・障害があってもなお可能となるアクティビティは何かなどを評価できる訓練を受けている。
ぜひ、身近にいる作業療法士を活用してほしい。
近年になり、認知症の介護の大変さがクローズアップされ、認知症予防にと各種頭の体操?が
盛んにもなってきた。
認知症は社会的にも大きな課題であることを社会も認めているが、これといった処方箋・予防法が確立されていないことに、なかなか認知症のリハビリはこれですよ!とお勧めできないことに私たち作業療法士も苦労している。
薬物療法の効果は検証しやすいが、作業療法の効果は検証しにくいといった面もあるだろう。
きっと作業活動をすれば、損にはなっていないはず。ぐらいの信用度なのかもしれない。
でも、作業療法士たちは、人が生活をしてゆくということは、多くの作業活動によって織りなされていることを知っている。(作業活動とは人間同士の交流などのスキルも含まれている。)
だから、認知障害・精神障害・発達障害・学習障害などの中枢系に関わる障害では、その表現形・出力・表現形態として作業活動の障害として現れることを知っているのだ。
アクティビティケアが最近話題にされ、高齢者の生活の質の維持に不可欠な要素と認知されるようになったことは嬉しいことだ。
アクティビティの持つ様々な要素・また精神・認知に及ぼす効能についてもっと知見が積まれることが望ましい。
そして、もう一つアクティビティケアに関心を持つ施設の人々などに知っていてもらいたいことは、作業療法士はアクティビティに関して、作業活動の一環として多くの専門的知識を持っている職種であるということだ。
様々な、アクティビティを用意するだけでは、高齢者のカルチャーセンターとなるかもしれない。
しかし、老健・特養などにいる高齢者の方々は、なんらかの障害を抱え、健常者と同じようにはアクティビティを行うことができない状態にあることが多い。
そのような中で、作業療法士は
・その人の障害レベルに合わせたアクティビティ
・障害を回復に向かわせるアクティビティ
・障害があってもなお可能となるアクティビティは何かなどを評価できる訓練を受けている。
ぜひ、身近にいる作業療法士を活用してほしい。
by epaphras
| 2008-01-03 12:46
| 老健日記